神障6
こんばんは。さりとてシリーズ物です。
■file:零課ルーキーの休日
――休日の自由を噛み締めながら、志渡(しど)はぶらぶらと街路を散策していた。零課に所属し体を弄られてから、莫大な報奨金の代わりに数々の副作用に悩まされるようになった。左目に発症した呪障もその一つだ。しかし志渡は後悔はしていない、この退屈な生を華々しく彩る日常が手に入ったのだから。
■零課ルーキー、志渡海里(しど かいり)
――自身のDNAに神障に対する抗体「呪印」をプログラミングした、自立抗体群。それが本丸零課である。DNAを直接弄るという神をも恐れぬ暴挙は、当時国民に激しい糾弾を受けたが、零課はそれに見合う成果を上げ、結果誰も口を出せなくなった。志渡は零課の潤沢な報奨金目当てに赴任してきた新米職員である。
今回は新たな要素である「零課」の職員、という形で新キャラを打ち立てる事となりました。このシリーズに関してはまだまだ広げられそうであった物の、息が続かなかったので次回で一旦完結となります。
さて、昨日は休養を挟んだこともあって比較的好調なまま一日を過ごし、今夜は恒例の徹夜です。とりあえず今日一日無能になり下がるのが確定しているので、大人しく過ごすつもり。
頭を一旦真っ新にして、改めてコンセプトの練り込みを徹底しながら描いているのですが、やはり自分が「意味を持って」描いている、と実感出来るものに関しては描くのが楽しいですね。
先程まで通話していたツイッターでのフォロワーさんに、「まあ構想が湧かない時はインプットに極振りするのが良いと思いますよ」と言われ、まあそうだなーと思う次第。何かって言うと創作を続ける意味すら見失いがちなので、ここらでがっつりオーバーホールしておいたほうが良いですね。
尚、同じ方に「自分が敢えてやらなかったような新しい事に手を出してみると刺激になるし突破口にもなるかもしれませんね」と言われ、絵に関して何か始めてみようかと思案し始めています。割と最近やってる事が定型化していたクダリではあったので、努めてやらなかった事に着手して観るというのは良いかもしれません。差し当たって主線の描写に力を入れてみようかと考え始めています。
焦らず取り組むつもり。
ではまた次回。