神障2
こんにちは。二日空きました。今日もシリーズ物です。
■file:罪人上がりの断罪者
――辻(つじ)の報告書を括っていた東京本丸総氏は、丸っこい文字と現場の写真を見比べ、溜息を吐いた。また辻が「やらかした」事が解ったからである。リッパー・ナイトと呼ばれる血の一夜を築いた快楽殺人鬼は「首輪」を嵌めて尚手に余る。現場には対象の体液の他、コマ切れの切片しか遺されていなかった
■凶悪犯更正プログラム被験者、辻政(つじ まつり)
――公安の提唱する凶悪犯更正プログラムの被験者となった快楽殺人鬼。試験的に陰陽連に籍を置かれる。合法的に人間を切り刻める機会を得たためか、勤務態度は比較的真面目であり、しかし現場に出ると問題ばかり起こす為他の職員からは煙たがられている。それでも持ち前の戦闘力から戦績は非常に高い。
■陰陽連エース、九重久世(ここのえ くぜ)
――槍型の呪杖を獲物とする陰陽連一課課長。東京本丸全体を統括する一課に配属されたのは警視庁重役である親のコネだったが、スネカジリ、などと裏で囁かれるのを苦に厳しい訓練と教練を己に架し、今では彼女を馬鹿にする者はほとんどいない。人前ではクールな上司を取り繕っているが、家族にはデレる性格
陰陽連の全貌が明かされ始めました。頻繁に出てくる「呪杖」とは、コンピュータウィルス「神障」の抗体プログラム「呪印」を組み込んだ対神障ツールの事です。樹常が使っている日本刀タイプ、九重が使っている槍タイプなど、複数の形状とそれに見合った機能を備えるなかなかのハイテクツールです。という設定。
さて、この二日間なかなか調子が悪く、こちらの更新まで手が回りませんでした。
言いたい事も愚痴りたい事も幾らでもあるものの、それらを口にしたところでなあ、と思ってしまい延々自分の中に蓄積させていくいつものムーブ。まあしかし昨日辺り自分のツイッターの発言をつらつらと見返していて、四月頭くらいまでは非常に幸福そうにはつらつと振る舞っていたなと言う事をようやく自覚し、最近やけに後ろ向きに成っていたことに思い至りました。
人間いつも快活とはいかないものですが、そう成る為の努力はしなければいけないなと甚く反省した次第。機嫌や気分に振り回される生活とは早めに縁を切りたいですね。
尚、昨日から五月と言う事で。とりあえず今月も基本体勢に変わりはないですが、最近仕事を休みがちになっていたので、そろそろ帯を締め直していかねばなと思っています。先ほど書いた自分の機嫌、気分の件も併せて、多少無理やりにでも士気を上げて行くと言う事を一先ずの目標としておこうかなと。
段々絵も含め色んな事が嫌になり始めており、ともすれば自暴自棄になり勝ちなんですが、捨てようとして捨てられるものなどそもそも持ち得ていないので、ならばそれらを守る事を考えなければいけないんだと思う。大分肩が重くなって来ましたが、まあもうしばらく耐えましょう。
ではまた次回。