イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

進捗

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■進捗

 こんにちは。今日の一枚は進行中の一枚絵。前回のイラストが加工に頼ったシンプルな物になったことを受け、比較的重厚かつ細かな描き込みで仕上げようという意思の元構想した物になります。次回完成の見込み。

 

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■落書き

 

 さて、こちらでお世話になっている「りと」様という絵描き様が、このような記事を書かれていたのが目に留まりました。

 

rito.gameha.com

 

 りと様ご自身は日々をルーティン化して消化する事に安定感を覚えるタチであるけれども、絵だけはルーティン化しておらずそれが日々のスパイス的な楽しさに繋がっていますね、みたいなお話でした。

 私も割と日々をルーティン化して積むタイプの人間ですが、絵の行程やアイディア出しの部分までルーティン化している向きが強く、それが最近の息苦しさに繋がっているのかなと感じました。結局はそうやってルーティン化する事で安定した生産性を維持している訳ですが…こちらでも繰り返し書いてきたように私の場合絵を描く事は「やらなきゃいけない事」なんですよね。

 

 まあ、りと様の本来的な強味はルーティンがどうのというよりは、自分に与えられた物である程度満足出来る、自分の置かれた状況を善しと出来る前向きさである気がします。大抵の人間は隣の芝が青く見えるものですが(りと様も以前「他人が羨ましい」みたいなことを仰っていた気はしますが)、必要以上に「欲する」ことなく現状持ち得ているもので満ち足りてしまえる。

 これが出来る人間は非常に安定しますよね。そして、そういう人間は思った以上に希少である気がします。誰もが「もっと欲しい」「もっと上に行きたい」という気持ちから逃れえないものですから。

 

 そんな事を記事を拝読しながらモヤモヤっと考え、自分ももう三十半ばなわけなので、そろそろ「足るを知る」と言う事を覚えるべきなのかなと思いました。りと様のように事と次第によってスタンスを分ける、というやり方をするのが最適解かなと思いますが。

 

 ではまた次回。