「リザードマン・ウー」
■リザードマン・ウー
こんにちは。今日の一枚は、昨日も書いたように今までの方法論の原点に立ち返ったような物。「抽象化」する部分を「なぜ抽象化するのか」「抽象化する事で何を表したいのか」と言った点をちまちま考えながら練りこんでみました。しかし確答がそんなに簡単に出る訳も無く、今回もドローイングどまりかなと。
また、今回力みが入り過ぎていたらしく、抽象化部分のディテールの追い方など若干硬さが見られる内容になりました。評価も若干落ち込みましたね。
■落書き
さて、昨日ツイッターをダラダラ見ていた所、「何かが下手な人ほどアレンジしたりオリジナリティを加える傾向があるんだよな」みたいなツイートが流れて来ました。いつもならスルーする所なのですが、この所まあオリジナリティについて深く悩んでようやく解脱した最中で在ったため甚く怒髪天に至ってしまい、それをツイッターに二、三ツイートぶつけてしまいましたね…。
発言者の方が仰りたい事は解るんです、初心者がアレンジやオリジナリティの付与と言った、凡そ「発展」と呼べる内容に手を出すのはまだ早い。基礎をおろそかにして発展が望める訳がありませんし、その順番はある意味「絶対」でしょう。
しかし、それは初心者たればこそであり、中級者以上ともなれば逆に、アレンジやオリジナリティを出していかなければおおよそ何のために創作活動に励んでいるのか、その意義を失くしてしまう物でしょう。
「何かが下手な人ほど」と言う言い方は明らかに言葉足らずであり、また主語が非常に大きく、全方位を傷付けるタイプの発言である、と感じました。
…それだけなんですけどね。本当にそう言う発言にいちいち苛々しても仕方ない、と解ってはいます。未だに自分の絵が「特殊すぎる、個性が在り過ぎる」といった言われ方で否定されてきた過去を、私自身が払拭し切れていないのでしょう。
尚、風邪のほうはどうやらよくなったようで、一晩寝ると頭痛も眩暈も収まっていました。今日は特に問題無ければ仕事に行ってきます。
ではまた次回。