旧き日の神々1
こんにちは。今回から前回書いたように若干掲載ペースを落としまして、次シリーズ「旧き日の神々」を何度かに分けて掲載させて頂こうかと思います。大体一回に四、五枚のペースでご覧頂けるといいなと。
■夜の王、ダイダラボッチ
■地神、ゴウキ
■現人神、心眼
今回のシリーズは、日本土着の神話になぞらえての神々の姿を、自分流の解釈なども交えつつ描いて行く基本ファンタジーのシリーズとなっています。やはりというかSFに比べ発想の自由度が高い題材であり、ファンタジー物は久し振りとなりますがかなり振り切ったアイディアが多数出ている気がしますね。
今回のシリーズ初期はかなり筆が乗って居まして、一日四~六枚という今までにも増して狂ったペースで制作を行っていました。その割に完成度が高い物が出ているかなと言う気がします。
ただまあ、前回までのシリーズにも言える事ですが、やはり速度を重視している分完成度と言う点では若干自分の全力を出し切れていないかなと言う面も目立ちますね。特に、立体を厚塗りで描写する際、形態を上手く追えていない部分がなかなか悪目立ちしています。
この「違和感」が私の絵の味に成っている部分もなきにしもあらずなのですが、やはりそこが自分の絵の大きな弱点である事は疑いようもないなと。
しつこく描いてきたおかげで徐々にクオリティは上がって来てはいるので、引き続き研鑽ですね。
さて、前回あんな記事を書いてしまった余波もあり、昨日は大分気分が落ち込んでいました。自分は返す返す人間らしさが欠如しているというか、やっぱりなんか人としておかしいんですよね。
ただまあ、人を愛すると言う一点に関して言うなら、これからなんとか真っ当に愛する事を覚えて行くのもありなのかな、という結論にぼんやり達し、その上で、そもそも昨日書いた考えに至ったのは、最近気に成っている人の事が頭を離れず、思考が堂々巡りに陥り、自分を相当追い詰めていたからなのだ、という事に思い至りました。
まあそんな事もあり、今朝気に成っている人に自分の気持ちを正直に伝えました。やはりというか遠まわしに振られた感じですが、好意は嬉しい、と言って下さり、またなんであれ山田さんと仲良くして行きたい気持ちは変わらない、とも言って下さりました。私としてはもうそれで十分すぎるなと。
もちろん相手にも自分に好意を持ってほしいと言う欲はそれなりにあります。それを認めたく無くて昨日のような理屈で自分を武装しようとしていましたが、事実は事実として受け入れる他ない。私はその人の事が好きだし、相手にも自分を好いてほしいと思っている。
まあ、でも、それを認めた段階で気持ちは随分軽くなりました。
もしかしたら昨日の記事で不快にさせた方がいらっしゃるかと思うと、本当に申し訳ない気持ちです。私はどうやら、相手に嫌われるのが怖くなりすぎると、わざと自分を傷付けて見せる事で落ち込みを回避しようとする癖がありますね。かなりの悪癖だと思うので、なんとかして行きたいものです。
ではまた次回。