イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「百式令基」と「ストレイ・プッシー」とキャラデザ131

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百式令基

 

 こんにちは。今回は前回書いたように、資料とオリジナリティのすり合わせをしながら構想したものです。一枚目は資料から大体の構図を頂いて来つつ、デザインに関してはほぼ自分のオリジナルで固めてみたものになりました。大枠は悪くないと思うのですが、まずデザインの緻密さが足りないですね。その分構造的な弱さは然程ないのですが、主役の人物のデザインにほとんど見せ場がなく、もう少しパーツを線で分割してやるだけでも面白い物になったのではないかと言う所。

 

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■ストレイ・プッシー

 二枚目は、キャラのデザインもある程度資料を参照したうえで、細部にオリジナリティを付加してみた物です。こちらも悪くは無いと思うのですが、一枚目と同様情報量が足りず、全体的に間延びして見える感。顔を中心に見せたい部分は詰めてあるので然程悪くは見えないのですが、なんというか自分の描きたい物からはまた遠ざかって来ましたね。

 

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■キャラデザ131

 キャラデザのほうも、概ね資料を参考にしつつ、武器やポージングや衣装の細部などにオリジナリティを吹かしてみました。こちらは比較的纏まりが良く、評価としても大分高い物になりましたね。一枚目、二枚目とは評価に差がついた理由として、構図の解り易さが挙げられるでしょうか。単純な立ち絵であるだけに画面を「解釈」する必要がなく、その分デザインの良さがそのまま伝わった結果なのかなと。

 

 引き続き資料の使い方を模索して行こうと思います。

 ではまた次回。