イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「スカイ・ヘルム・ダンジョン」と「セイバー・クルフ」とキャラデザ113

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■スカイ・ヘルム・ダンジョン

 

 こんにちは。今回の一枚目はリメイクです。数年前に描いた「天空ダンジョン」をリメイクしてみました。

 心掛けた個所としては、全体の粗密ですね。ダンジョンや眼下の街部分に情報が集中するようにし、その周囲には思い切って空間を取り、手前の崖と人物を黒く落としてアイキャッチとしました。

 まあやりたい事は伝わる出来かと思うのですが、今見るとなかなか「仕上がっていない」感が強いです。全体的に雰囲気を追う事に精一杯で、ディテールをしっかり詰めたモチーフがほぼ無くなってしまったのが原因でしょうね。モチーフの数もスケールも大きい画面であるだけに、基本としてもっと時間を掛けなければ厳しそうです。

 

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■セイバー・クルフ

 こちらは落書きとしてささっと描いたもの。必要最小限の手しか入っていないために、大分簡素な印象が強く出ているのですが、弄り過ぎて汚い、という部分がほぼないので逆に整って見えるくらいですね。これくらいタッチを削ぎ落してもやりようによっては見栄えがすると言う検証にはなりました。

 

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■キャラデザ113

 ギア・テイカー第三弾です。今回はメカモチーフは控えめに、単純に異形の剣を操る少女と言う感じにしてみました。衣装に近未来的なアレンジを多用したほか、カラーを赤中心に纏めたので大分全体に統一感が出ましたね。

 

 さて、昨日は疲れ切っていて、ブログを更新する前に寝てしまいました。おかげで一日分イラストが溜まってしまったのですが、まあストックとして保険にしておきます。

 尚、前回書いたように少しずつ参照する資料の量を増やし、多角的に資料を取り入れるようにしているのですが、おかげで手数と言う意味ではない情報量が大分増えてきた印象です。見所が増した、というか。

 ただその分「纏まっていない」印象も強く出てきたので、以前も似たような試みをしましたが、今回も情報を「間引いて」行く事が必要ですね。

 ではまた次回。