イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「魔忌子図」

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■魔忌子図

 こんにちは。今日の一枚も最近の流れで描いたもの。とは言え割かし普段自分が描いている物に近いテイストとなりました。

 これも先日の「怨魂受胎図」と同様、もう少しアングラに振った表現にすれば迫力が出てより良かったのかなと言う所ですね。最近そうした振り切れた物を描かなくなって久しく、表現の仕方その物を忘れてしまっていますが。

 

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■落書き

 

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■落書き2

 

 さて、今日は午前中病院に出向いておりました。いつも通り疲れ切り、帰って来てからも作業が出来ず、昨日も一枚しか描けなかった事もありこの二日間酷く生産性が低下しています。仕事や通院がある日はある程度仕方ないと言えますが、やはり早めに環境を変える必要を感じますね。

 

 そんなわけで、帰宅後Skebの登録を済ませ、リクエストの受付を開始しました。初期設定のまま、とりあえず最低金額は3000円、おまかせは5000円に設定し様子見。

 自分の絵にそれだけ支払っても良いと思って頂けるかが偏に肝となるでしょうけれど、客観的に自分にそれだけの絵が描けているかと言えばうーんと言う感じなので、まあ期待はしないでおこうと思います。

 

 ではまた次回。

「神事嫁取儀図」

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■神事嫁取儀図

 こんにちは。今日の一枚は昨日載せた進捗を仕上げた物。昨日も書いたように、ある程度描き込み量と緻密さで見せる事を意図して手数を掛けて取り組みました。実際の所三日間くらいは掛かりっきりになって描く事となり、結果それなりに高評価を頂きました。

 ただまあ、ライティングの具合が一目気持ち悪い物になった事が言えます。今回光源がキャラの周囲を覆っている形、その上場面の時間帯としては夜間(丑三つ時)を意図したと言う事で、大分複雑なライティングを取る事となり、無理が出てしまいました。

 しかしこれを描き上げた段階で大分爽快感がありましたね。今までとにかく量を次から次へと打つ生活をしておりましたが、毎回これくらい手と時間を掛けて制作すると満足感が得られやすいのかもしれません。

 

f:id:yamadauta:20210427074047j:plain■落書き

 

 さて、昨日までかなり気分が落ち込んでいたのですが、どうやらどん底に差し掛かったと見え、逆に清々しくなって来ました。割と下がっては上がるを周期的に繰り返している気がしますが、これはもう人間のバイオリズムと言う物で仕方ないのかも。とりあえず今回に関しては後は上がるだけだと思っておきます。

 

 今月中にSkebを始める、などと言っていた訳ですが、今もって重い腰が上がらずちらっと要項を確認した所で止まっております。新しい事に及び腰になるのは何も今始まった事ではありませんが、こうした時の行動力に関しては友人を見習うべきですね。

 とりあえず早め早めに動きたいものです。

 

 ではまた次回。

進捗

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■進捗

 こんにちは。今日の一枚は進行中の一枚絵。前回のイラストが加工に頼ったシンプルな物になったことを受け、比較的重厚かつ細かな描き込みで仕上げようという意思の元構想した物になります。次回完成の見込み。

 

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■落書き

 

 さて、こちらでお世話になっている「りと」様という絵描き様が、このような記事を書かれていたのが目に留まりました。

 

rito.gameha.com

 

 りと様ご自身は日々をルーティン化して消化する事に安定感を覚えるタチであるけれども、絵だけはルーティン化しておらずそれが日々のスパイス的な楽しさに繋がっていますね、みたいなお話でした。

 私も割と日々をルーティン化して積むタイプの人間ですが、絵の行程やアイディア出しの部分までルーティン化している向きが強く、それが最近の息苦しさに繋がっているのかなと感じました。結局はそうやってルーティン化する事で安定した生産性を維持している訳ですが…こちらでも繰り返し書いてきたように私の場合絵を描く事は「やらなきゃいけない事」なんですよね。

 

 まあ、りと様の本来的な強味はルーティンがどうのというよりは、自分に与えられた物である程度満足出来る、自分の置かれた状況を善しと出来る前向きさである気がします。大抵の人間は隣の芝が青く見えるものですが(りと様も以前「他人が羨ましい」みたいなことを仰っていた気はしますが)、必要以上に「欲する」ことなく現状持ち得ているもので満ち足りてしまえる。

 これが出来る人間は非常に安定しますよね。そして、そういう人間は思った以上に希少である気がします。誰もが「もっと欲しい」「もっと上に行きたい」という気持ちから逃れえないものですから。

 

 そんな事を記事を拝読しながらモヤモヤっと考え、自分ももう三十半ばなわけなので、そろそろ「足るを知る」と言う事を覚えるべきなのかなと思いました。りと様のように事と次第によってスタンスを分ける、というやり方をするのが最適解かなと思いますが。

 

 ではまた次回。