イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「逢魔戦記」他三点と長期制作3

 こんにちは。今回は一枚絵回です。

 

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■逢魔戦記

 前回から引き続き、縦長の画面で構成しています。縦幅が長く成った事で、「高さ」というファクターを扱い易くなり、また横幅が短くなったことでより密集した構成が取りやすくなりました。どちらが良いかは勿論題材に依るのですが、背景よりもキャラを見せる構図の場合、縦長のほうが何かと利便がいいですね。

 

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■深夜の配達員

 今まで載せて来たものは全て昨年に描いたものの未掲載分であり、この絵が年末の描き納めに当ります。全体としてみると疎密の加減が適切で見られる絵ですが、部分を拡大したときに背景の描き込みが足りないのがどうしても目立ちますね。

 

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■マーメイド・アトム

 というわけで、ここから新年に描いたものです。これもランダムな筆致からデザインした一枚。水の描き方がまだよく分かっていません。グラフィティ的な抽象化した描き方で纏めましたが、本来ならもっと資料を集めるべきですね。

 

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■法王旗下、陰獣

 次のシリーズの事実上の前哨となったイラストです。ぱっと見やはり背景の情報量が足りず、キャラの描き込みと比べてアンバランスに見える印象ですね。足りていないのは単純な石壁の質感なので、やはりフィルタやテクスチャなどで処理してしまうのが手早いのかもしれません。

 

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■長期制作3

 ここで完成と致しました。ただ、今回は描き込むべき箇所が途中で見つからなくなり完成とした、という経緯があり、今見るともっとディテールを盛るべきだった箇所が散見されます。また、何よりもこの一枚も背景の情報量が足りませんね。

 昨年試行しかけて止まっていた部分ですが、フォトバッシュを試してみるのが一つの解決策になるかもしれませんね。

 

 さて、今朝は早起きし過ぎまして、漫画を読んで時間をつぶしていたのですが、「暗殺教室」のクライマックス部分をもう何度目かの号泣と共に読み返し、すっかり毒気を抜かれてしまいました。現在泣き疲れて若干ぼんやりしています。

 この漫画に関しては以前も一度語りましたが、まだまだ語り尽くせない部分が多いですね。作中のキャラクターである殺せんせーの人生哲学から学ばされる部分がとにかく多い。

 まあそんなわけで、今日は調子が上がってくるまでもう少し浸って居ようと思います。

 ではまた次回。