「巨剣士」他六点
こんにちは。定期更新、今回は一枚絵回です。
■巨剣士
■巨剣士2
■餓邪鬼
■獣王の篭手
■琥珀髪のアサシン
■バスタード・ガール4
今回も前回の一枚絵回と同じく、一枚絵と言いつつ基本立ち絵の七枚になりました。
割と、前回来月までの指標として挙げたライティングに関してはある程度解って来ている気がします。まあ、以前から第一目標として掲げて取り組んで来た為早過ぎると言う事は無いと思っていますが。
というわけで、ぼちぼち次の目標を立てるべきかと思います。差し当たって今考えているのは、人体のデッサンですね。今回ご覧頂いたものの中でも特に、「巨剣士」「餓邪鬼」辺りは大分プロポーションやデッサンに難が見えます。私の目が育ったと言う事でもあるのでしょうが。
当面は、どんなポーズ、アングルでも描きこなす、という事を主眼にやって行こうかと。
さて、前回の記事から四日目と言う所ですが、上記以外にも少し方針に変化がありました。
前回の記事で、「基本目標は評価される事」的な事を書いたわけですが、この数日評価を主眼に描いていく中で、どうも息苦しさを感じたのですよね。これは今回に限った事では無く、「評価が欲しい、だからそのために頑張ろう」と思うと、自分の場合なぜか気力が長続きしない。
実際の成果と言う意味では、この数週間若干ですがフォロワー数も評価数も向上していますし、或いはもっと長い目で見れば、確実に目標を達成できるのかもしれない。でも、やはりというか評価を求め過ぎて常に喉が渇いている状態と言うのは気持ち良くない。楽しくない。
制約を架してそれをクリアしていく、という基本方針に変わりは無い物の、評価、というものをそこに置かない方が良い気がしてきました。
そもそも、評価に全てを委ねると言う事は、自分の価値感の基準を自分の外、いわば他人に置く事。評価される作品が良い作品だと思い込んでしまう事は、自分の美意識の死だと思うのですよね。実際に自分の審美眼はどんどん衰えていくと思いますし。
どんなに評価されようと、されていなかろうと、自分が良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪い。ここがブレてしまうと自分は息苦しくなるのだと思いました。
とはいえ努力目標はあったほうがいいですし、評価も補助目標くらいの位置には残しておこうと思います。評価が得られた時嬉しいのは確かですし。ただ、それを絶対的価値観にするのではなく、もっと多角的な視点で、且主に自分自身で達成できたか出来なかったかを判断できる目標のほうが私には合っているのでしょう。
というわけで、年間の目標を「100イイね得る事」ではなく、「常に自分の満足出来る形にまで仕上げたイラストしか公開しないようにしていく、満足出来なかったとき、或いは後々見て問題点が見つかった場合、それを新たに努力目標に据える」にしようと思います。
思えば、私は満点までしか評価の基準の無いテストやゲームが苦手でした。自分はもっと上に行けるし、やり込めるだけのモチベーションがあるのに、満点を取ればゲームもテストも終わってしまう。最近のソシャゲなどもう私の中では論外で、あれらは高得点を目指すゲームでは無くもはや高課金したものが強いというゲームスキルとは別の部分が試されるゲームに成ってしまっている。
そうではなくて、絵は自分の努力が如実に表れるし、それでいて限界が無く、上には更に上が居る。果てが無くどこまでも極めていける。そこが私にとって最も楽しい所なんですよね。
今後はそういう自分の「楽しい」という気持ちを大切にして行きたい。
また長くなりましたが、また次回。