イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

企画コンセプト116と

 こんにちは。定期更新、企画コンセプト回です。

 

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・HartsMaterial キャラ草案121 忌み十字。近衛隊のクローン素体を特異計画に組み込んだ例。結果、発現する異形や身体能力の強力さは証明されたが、不安定な意思を反映しているらしく、肉体や精神が常に崩壊と再生を繰り返す為、全身を機械化して制御する事になった。異形の腕での一撃は相当な物。

 

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・HartsMaterial キャラ草案122 廻芯。元「紅蓮」所属、廻刃。紅蓮解散後、幾つかの研究の検体となったが、肉体と脳が劣化し始めた為、現在は軍需企業で警備として遣われている。自我が不安定になっている為装備などはほぼ無く、専ら肉の壁である。記憶は混濁し、本人にもほぼ識別がつかない。

 

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・HartsMaterial キャラ草案123 粗坊。皇帝の第二子。皇位継承権も姉に奪われ、能力的にも決して恵まれているとは言えず、様々な職を転々としたうえ特区を飛び出し、現在は貧民に身を落としている。しかし、彼の粗暴な性格には貧民の生活が見合っていたようで、日々自由を謳歌し暮らしている。

 

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・HartsMaterial キャラ草案124 世界庁教育局副局長。局長とは違い、人民の主体性を育てる教育を第一に推し進めるべきとの考えを持って仕事に当る、個人主義自由主義者。しかし悪戯に自らの主張を押し通そうとするような事はなく、裏方に回りながら徐々に民意を掌握しようとしている。有能。

 

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・HartsMaterial キャラ草案125 賢子。賢者が自らの知識と技術を後世に残すために生み出した、自身のクローンである新人類(無性人間)。しかし教育を施しているうちに愛着が湧いて来たらしく、意外にも真っ当な父親らしく振る舞っている為、賢子も好奇心に溢れた無邪気な少年へと成長するに至る。

 

 

 今回も、皇帝政権内の人間でありながら、自らの思想をしっかり持っているキャラ達が中心となりました。デザインとしては、徐々に取れる択が狭まって来ている感がありますね。シルエットでの変化が出し辛いので、必然的に色柄での描き分けに成って来ている感じです。

 尚、企画キャラ出しは次回の130体目までで一旦終了、その次からは新しいキャラデザシリーズをお目に掛けられると良いなと思っております。

 

 

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■天空ダンジョン

 また新作に戻っての経過製作です。こちらも制作日数は一日、時間にして四、五時間程。時間の割に良く描き込まれているとは思いますし、造型的にも面白いものが出来ている気はします。ただ、やはり細かく見ていくと、眼下の街並みが只の直方体の集合であったり、ダンジョンの造型がまだまだ甘い点等、より描き込めた部分も見えてきますね。

 

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■夕日を望む邸宅

 こちらも二、三時間の短時間で仕上げたもの。割と情報量が多いためにそれなりに見えている感じはありますが、やはり質感やライティングなどもう少し描き込めた部分が目立ちますね。

 

 

 さて、今日は病院で院内喫茶の会議の日です。正直バックれたい気持ちでいっぱいですが、会議で喫茶のシフトも決まるので逃げられない所。あまり議論が白熱しない様祈るとします。

 ではまた次回。