イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

企画コンセプト113と「Sacrifice of the altar」

 こんにちは。定期更新、企画コンセプト回です。

 

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・HartsMaterial キャラ草案106 旅客。世界庁から派遣された調査員。世界の様々な土地を巡りながら、汚染濃度や地形調査などを請け負っている。脳に接続する形でデバイスを仕込んでおり、彼女からの情報は直で世界庁情報局に送信される。全身機械化を終えており、かれこれ数十年調査を続けている。

 

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・HartsMaterial キャラ草案107 剣聖。鋳造技術の発展により武器の形状が多様化する中で、規範となる武術の型は棒術や槍術が中心となった。剣聖と門下は、そのような風潮の中で刀剣による剣術を口伝しており、剣聖自身の武力は自警軍でもトップクラスとなっている。剣聖は現在教官業をこなす。

 

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・HartsMaterial キャラ草案108 秀官。現自警軍総大将の腹違いの妹。士官学校を首席で卒業し、そのまま壱の団に所属。次期団長、更には次期総大将の呼び声が高い。兄妹仲は非常に良好で、お互いにお互いを尊敬し補い合う間柄。尚、共通の父も元自警軍で数年前殉職している。彼女の懸念は兄の負担。

 

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・HartsMaterial キャラ草案109 覚人。元世界庁教育局職員。元々は一般兵候補生だったが、そこで軍部の在り方に幻滅し、更には次に務めた教育局でも皇帝政権の在り方に疑問を抱く。現在は、黒爺の伝手で黒嬢の教育係を務めながら、真に平等な政治の在り方について独自に研究や会合を重ねている。

 

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・HartsMaterial キャラ草案110 追者。自警軍弐の団所属、怪徒対策班班長。怪徒の被害増加に伴い、自警軍では弐の団からメンバーを輩出し、特区内に拠点を置いて独自に捜査する方針を執る事になった。だが彼女自身、現場で怪徒と遭遇し、幾度か言葉を交わす度に怪徒を悪と断じる事に迷いが生じる。

 

 

 今回は、元々の設定に根差していながらも若干目新しい方向に舵を切ったキャラ中心になりました。皇帝政権やフリーダムハーツと言った巨大な勢力に振り回される人々から、徐々に個のしっかりした自分の頭で考える人物たちが現れはじめている感じです。以前のキャラの個性などもいずれ機会があればちゃんと描いてやりたいですね。

 尚、立ち絵としては引き続き高め安定という感じ。ラストの追者が若干大振りな筆使いに成ってしまっている点以外は、比較的攻めたデザイン、描写に出来ている気がします。

 

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■Sacrifice of the altar

 

 経過制作を昨日、完成と致しました。タイトルは「生贄の祭壇」といったような意味です。割と、シチュエーション、塗り込み、造型其々をしっかり練り込めた気がしていますが、それでも四日ほどで仕上がってしまいましたね。前回夕橙様に言われた部分ですが、やはり粘りが足りないなと思います。とは言え、この絵に関してはこれ以上改善の仕方が見つからなかったのも事実ですが。

 全体的に最適解ではあると思うのですが、その解法そのものに伸びが無い点が問題なのかなと思います。つまりは、改善点はあるもののそれを見抜く目が育っていない、という事ですかね。

 

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■経過製作一日目

 

 というわけで、次の制作を練り始めました。今回はツイッターで見かけたイラストに構想を得ております。今回もなんだかんだ然程日数を掛けずに終わりそうですが、何かを掴む事が出来れば良いなと言う所。

 

 

 さて、とりあえず順調な日々です。今週末には院内喫茶のシフトが入っており、まあ緊張はしていますが自分の出来る事を出来る分だけやってくるつもり。

 それ以外は特に特筆して不安だったり逆に有頂天になるような事もないですね。高め安定の毎日です。こういう時に調子にのってギアを上げ過ぎると後々ダウンしたときの振れ幅が大きくなるので注意したい所。堅実に実直に、ですね。

 ではまた次回。