イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

習作3と「郷愁」完成

 こんにちは。若干久しぶりに一日休んで習作回です。

 

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■5

 

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■6

 

 「5」は、ベースの色を基準にさほど色相的に振らないで、セピア調で仕上げる事を意識致しました。それなりのものになった実感はあるものの、まだ細かい所を見ていくとディテールの粗等が見られ、また特に顔の魅力の無さがネックになっている感。

 「6」は、ベース色に加えて反射にグリーンを差す事で色相的な豊かさを狙ってみました。造型的、質感的にまだまだ甘いものの、徐々に調子が上がって来てはいますね。

 

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■郷愁

 

 製作を完成と致しました。今回、パース定規で引いた直線に「傷」を入れて、より自然な表現にしつつ情報量も高める事を試みています。相変らずややパースがオーバー過ぎる点はあるのですが、徐々に機能を使いこなし始めたと言っていいのかなと。

 反面、ピンタレストで見つけた資料にほぼそのまま人物を挿入しているため、構図的な未熟さが目立ちます。目的に合わせて適宜オブジェクトを整理してやる必要があるかもしれません。

 

 

 さて、昨日は病院に出掛け、一日バタバタしていたためこちらの更新ができませんでした。尚、病院のある患者様がアマゾンで電子書籍の小説を自費出版されるとの事で、その表紙の製作を依頼されています。

 昨日詳細を伺って来たので早速描き始めているのですが、お相手のビジョンが明確である事と、格安ではあるものの報酬を頂ける事になっているのでやはり気合いが入りますね。

 

 反面、やり取りをしているとやはり「仕事で絵を描く」という事の苦労をなかなか解って頂けていないなと思う点があり、まあそんな事もあって今朝は若干ぐったりしております。やはりというか自分は仕事や依頼向けの絵描きではないらしい。

 恋人は「そんなに真剣にやってるのにもったいない、画家のように自由に描いて稼げる方法はないのか」と言ってくれるのですが、現状ではなかなか…。まあとりあえず今回の依頼が無事終わるよう頑張ります。

 ではまた次回。