イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「鋼士道」と「特攻歩兵」

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■鋼士道

 

 おはようございます。今日の一枚目は、前回と現在のキャラデザシリーズにも通じるコンセプトで描いたもの。久し振りに資料など何も参照せずに描いたのですが、やはり手前の武器もバックの巨大なメカも、ごく平面的な構成に影を付けただけ、と言った仕上がりになってしまっている点が気になります。

 現状それもケレン味としてある程度機能してはいるものの、やはりそろそろもうワンランク技術を上げて行くべきなのかなと。

 

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■特攻歩兵

 というわけで、メカ練習の先駆けとして描いてみた物。なるべくファンタジー的な造型でなく、内部機構も考えた構造にしたつもりなのですが、まだまだ甘いですね。また、立体感にこだわるあまり、メカ個体の色相の変化がほぼ無い状態になってしまい、厚塗りの意味を損ねています。なかなか難しいなと思う所。

 やはり初めは人様のメカイラストを参考にするところから入るのが近道かもしれません。

 

 

 さて、今朝は非常に良く晴れた為か、昨日に比べれば体調も良いです。ただ、それでもここ数週間の、常に泥酔状態にあるような思考の曇り、頭の重さは相変らずで。

 昨日病院に行った際、軽い散歩や半身浴などで、これから暑くなった時の為に「汗を出す」練習をしておくといいよ、といったような助言を頂いたのですが、既に割かし汗は掻いているのでこれは当てはまらないかな…? あとは、とにかく食事と睡眠をしっかりとる事だと言われました。これも最近は割かし気を付けてはいるんですけれどねえ…。

 個人的に思い当るのは、一日の内大半をパソコンに向かって目や脳を酷使する生活スタイル。目や脳は血液や栄養を大量に使うらしいので、その補給が追い付いていないのではないかと。やはりもう少しサプリで補ってやるべきなのかもしれません。

 

 

 尚、最近の夕橙様のアーティスト活動や、こー様の絵画教室でのご活動、また新しく読者になってくださったこんす様のご活動などを拝見していて、自分はもう三十歳だけれど、これから何か始めれば四十くらいにはなんとか形に出来るのではないか、といった思いが芽生えつつあります。ツイッターでも、二十代の方達中心にどんどん活躍の場やスタイルを延ばしていらして、自分でも何かやってみたいと言う思いが徐々に芽生えてきました。

 現実的に実現可能な事を考えれば、仕事を取ってきたりコンペに応募したりと言ったことは、何の実績も後ろ盾もない現在かなり厳しいですし、夕橙様のように公募展などを中心としたアーティスト活動も私のデジタルイラストのスタイルと現在使える諸経費などを考えると厳しい。となると、やはり最近流行のクリエイター支援サービスやツイッターなどから徐々に知名度を上げて行くのが吉か?と…。

 

 正直な所を言えば、十代の頃余りに苛烈な少年時代を過ごした事と、二十代の頃のイラスト活動時の消耗で、正直もう自分の知名度を上げたり、地位や名誉を掴んだりと言ったことはほぼ完全に諦めつつありました。最近はとりあえず体調を戻して、社会復帰して、細々と趣味でイラストを続けられればそれで十分だと考えていて。

 でも、そんな然程上下の無い日々の中でも毎日毎日夕方ごろ疲れ切って布団に倒れ込むたび思うんです。「なんで私は生まれて来たんだろう、このまま死んでしまっても誰も困らないんじゃないか」と。

 

 そんな中で、最近ツイッターで交流させて頂いている漫画家志望の方が、徐々に大きな賞を取って夢に近づいて行き、先日ついに上京されたそうで、まあ他の方のサクセスストーリーなども勿論あって、みんなちゃんと「生きる意味」を自分で掴むために頑張っているんだなと、何かそんな事を思いまして…。

 

 なら、私もとにかく絵で生きる為に一生懸命だった二十代の頃の自分を、もうちょっとなんとかしてやるべきなんじゃないか、と思ったんですね。

 

 

 まあとりあえず実際にどういう活動をして行くかはこれからのんびり考えますが、このまま自分の絵を腐らせて埋もれさせてしまうのは惜しいと自分でも薄々思っていた。何かやってみてもイイかなと言う思いはとりあえず持っておこうと思います。

 ではまた次回。