イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

創作交流3、「牢屋」様と「mari」様

おはようございます。今回はラストとなる創作交流三回目です。

 

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■5.牢屋様

twitter.com

 五人目は、頻繁に私のイラストをRTして下さる絵描き様、牢屋様。ご自身も創作をされているのですが、オリキャラさんに対する愛情が大変深い方で、絵にもそれが滲み出ていらっしゃいます。

 今回描かせて頂いたお二人は女性がリエーナさん、男性がレガートさんと仰るそうで、牢屋様のたくさんおられる持ちキャラさんの内でもカップリングの一組であるご様子。描かせて頂いてからツイッターに上げた所、大変喜んで頂けたので嬉しかったですね。

 

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■6.mari様

twitter.com

 今回の企画の最後のお一人となるのは、やはりツイッターでお世話になっているmari様。リアル系の人物の肖像中心にお描きになっている方なのですが、最近は模写やデッサンなども頻繁に行われているようで、じわじわとですが確実に実力をつけておいでです。

 今回は、オリジナルの肖像の内お一人を選んで描かせて頂きました。だいぶ特殊な人物の描き方をされるのですが、それがmari様の味になっているので、似せようと苦慮した結果なんとも中途半端な出来に。衣装も、アオザイだと思われるのですが適切な資料が見つからず…色々と申し訳ない事態になりました。ただ、久し振りに絵柄を若干変えて描いたのは楽しかったですね。

 

 そんなわけで三回分、系六名様との描かせて頂くお約束を完遂致しました。ここまでご覧くださった皆様もありがとうございます。

 

 

 さて、既に冗長ですが、今回はもう一つ話題を…。こちらでお世話になっているこー様の記事に描かれていた事柄なのですが。

manabeba.hatenablog.com

 こー様は最近、絵画教室に通い始めて石膏デッサンをされているそうで、その休憩時間に先生に「絵を描くのは楽しいか?」といったような質問を受けたそうです。こー様自身のお応えは上記の記事を参照して頂くとして、どうやら先生自身が描く事があまり楽しくない、好きでは無い所から来た質問であったご様子。

 

 私自身、つい最近まで絵を描く事が楽しくて堪らず、特に技術と造型の探求に非常に遣り甲斐を感じていたのですが、この所時折描く事が苦痛と言うか、ぶっちゃけ描きたくないと言う気持ちに襲われる事が増えて来ました。

 私に限って分析するなら、それは、描いても描いても向上しない自分の絵のセンスや才能にそろそろ見切りをつけ始めているからであり、またそのせいで描いている事が惰性のように感じられるようになって来たからではないかと思っている。

 

 人間、進歩の無い事を延々と続けるのはしんどいものです。先日、結果より過程が大事、といったような記事を書きましたが、実際には結果も伴わなければその過程も非常に虚しいものになる。「結果」の形は人其々だと思うのですが、誰もが「結果」を得ているからそれを続けているんだろうなと思うんですよね。

 私はそれで、新たな風を入れるためにここ数週間色々やってみているわけですが、「絵が嫌い」になるもっとも大きな理由の一つとして、自分の中で絵が義務化している点がやはり大きい気が致します。「やらなければ」という思いは、ある程度の所までは背中を推してくれるのですが、一定の場所を過ぎるとただ奴隷の手かせのように自分の両腕を縛って前に引き続ける。

 

 

 以上を鑑みるに、絵が嫌いにならないために、また好きに成る為には、自分が能動的に絵を描いてるのだ、という意識と、それに伴う結果が必要なのではないかと。逆に言えば、結果を得られなければ能動的な意識など生まれようはずもないわけですから、やはり結果、努力成果が刈り取れないと辛いのかなと思います。

 こー様もそこは私のコメントへのご返信で仰っており、「自己肯定感を得るか、ちやほやされるなどの結果がないと辛いのかも」との事でした。

 

 まあ何が言いたいかと言うと、この所絵を描くのがめっちゃしんどいです。なまじ今まで描くのが楽しくて仕方なかっただけに、それがしんどいものにとって代わると大変苦しく、正直また一週間か二週間くらい絵を休んでしまいたくなる。

 休み始めるとどうせ描きたい気持ちになるのでしょうし、「休む」と言う思考をしている限り辞める事は無いのだと思うのですが、毎日毎日決められた量の創作を黙々とこなすのが、本当に辛い。これはもう「仕事が辛い」という心理に近い部分がある。それだけに、絵を描いて得ている物も多いのですが…。

 

 はい、すみません、ぶっちゃけ愚痴でした。こー様、今回も勝手に記事を言及させて頂き失礼致しました。

 ではまた次回。