イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「螺子式蜥蜴」

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■螺子式蜥蜴

 

 こんにちは。また三日ほどお休みを頂いておりました。今日の一枚はリメイク。

 

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■リメイク元(2017年作)

 今回のリメイクも、コンセプトのみ踏襲する形で、構成やらデザインやら大きく変えてみました。

 リメイク元に動きが足りなかった点を特に補完する形で、奥行きや動きを加えてみたのですが…巨大な右腕の構造が上手く取れていないせいで奥行きが不十分に見える他、このアングルであれば背景に何か要素を持ってきたほうがより良かっただろうなという仕上がり。今後、なるべく背景的な要素も頻繁に描くようにしたい所です。

 

 

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■落書きキャラデザ

 図らずも一枚目とネタが被っておりますね。右腕の手甲と腕の接地が悪いです。

 

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■経過

 これは次回辺り完成の見通し。

 

 さて、私は割と理屈主体でものを考える人間でして、それゆえ素の感性が鈍い所があります。特に、最近流行の「萌え」とか「フェチ」の良さや味わいがなかなか実感として理解出来なかったのですが…。

 繰り替えしそういう媒体に触れているとやはり感化されてくるようで、人が絵に描かれた人物を指して「このデザイン可愛い!」「萌える!」などと仰っていた気持ちが最近ようやく理解出来て来ました。例えばスカートの翻り方一つであったり、衣服に足された模様や縫い目一つであったり、そういうものの良さってあるのですね。

 昨日辺り「だがしかし」という漫画を読み返していて、その主人公の一人の「枝垂ほたる」さんという女の子の衣服デザインに対するこだわりを見ているうちに、何かこうすとんと腑に落ちる部分が在った感じです。言語化は難しいのですが…こう、観ているとニヤッとするような気持ちというか。(こう言うと只の気持ち悪い人みたいですね)

 

 自分もそういうデザインや構成が出来れば良いなと思ったのでした。

 ではまた次回。