イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「浄化の天使」と「導きの使徒」

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■浄化の天使

 

 おはようございます。先日からちょこちょこ進めていたものが完成致しました。最終的に加工に頼った感は大きいですが、それなりに見栄えのする画面が作れたのではないかなと。ツイッターでも比較的好評でしたね。

 今回はコンセプトも纏まっており、状況の分かり易い一枚に出来たのではないかと思うのですが、反面当初目指していた「スケール感の大きさ」は微妙な所。このコンセプトでも詰めようによってはもっとなんとか出来た気がしますし、それ以上に画面作りにまだ小作感があるなと。

 

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■導きの使徒

 何も思い付かなかったときにとりあえず描いてみた物。以前少し書いたように、鎧の面積を少なくして軽装で見せるような絵を狙ってみたのですが、デザインは浮かぶ一方でやけに画面の広さを持て余す感じです。背景として十字架を二枚重ねてみましたが、ちょっと取ってつけたように見えるかな。なおデザインそのものは割かし好評でした。あとは「作品として」どうかという部分ですね。

 

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■ラフ

 浄化の天使が完成したので、新しい一枚絵を構想し始めております。だいぶ前に載せた下のラグナロクと言うイラストから大体の構想を頂き、異形の神が入り乱れての乱戦、みたいな絵にしようかなと。

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ラグナロク(2011年作)

 本来この絵はラグナロクプロジェクトと題した企画で大々的にリメイクするはずでしたが、予定を少し変更ということで。

 

今週のお題「カラオケの十八番」

 さて、今周もお題に挑戦してみます。カラオケの十八番。

 

 私、唄とかいう名前を名乗って居ながら、歌がうまいかと言われると確実に下手なほうに属するのですよね。声質はいい、リズム感は良い、と言われるのですが、音を取るのがどうも苦手。あと緊張すると肺活量が極端に減る体質らしく、そもそも人前で歌うのに向きません。

 以前は病院で行われているカラオケの活動に頻繁に参加したりしていたのですが、そこで歌っていたのはもっぱら、男性でも歌い易いとされる一青窈様の曲ですね。さほどテンポも速くなく、且難しい発声を求められるわけでもない曲が中心なので、自分の十八番とは少し違いますが得意な歌と言えばこれになるでしょうか。

 

 ちなみに、私がお世話になっている病院はスタッフ様も患者様もなぜかやたらスペックが高い人が多く、スタッフは全員がカラオケはプロ並みであり、患者様の中にも歌が上手い方が多いです。ギターが弾けるという方も数名おられ、弾き語りや合唱の際の伴奏を務められる方もおられます。

 あと、今回のお題には関係ないですが卓球や野球などが巧い人もやたら多い。さらに言えば、将棋やマージャンなど頭や運を必要とするボードゲームが得意な方も多い。一長一短とは言いますが、大抵一人に付き二つか三つ以上の特技を保有していらっしゃいますね。なんなんだこの集団。

 

 そんな集団にいるので、絵が私くらい描けると言ってもそれほど特筆して褒められるわけではなかったりします。口惜しい気持ちもありますが、むしろ自然体で居られて楽ですね。たぶん病気になるような人含め、現代人はスペックが高い人がどんどん増えているのでしょう。それだけに自分に高いプレッシャーや負荷を掛けてしまいがちなのかもしれません。

 この国には特に、そうした根は真面目でスペックが高いのに引っ込み思案で在るなどして埋もれている技術者がかなりいらっしゃる気がします。「アクマゲーム」という漫画でも似たようなセリフがありましたね。「この国には埋もれていて、且潤沢な資源が残っている。”人材”だ」と。

 

 またお題から逸れた話になって来ましたが、そういう潜在的に優秀な人材を拾い上げて使ってくれる偉い人がもっと増えれば良いのになと思う次第。自分の得意な分野で誰に遠慮することも無く活躍できれば、少しは働くのも楽しくなるんじゃないかなと。

 そんな話になりつつ、また次回。