イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「キラービー」

f:id:yamadauta:20161218150858j:plain■キラービー

 

 おはようございます。今回は、若干趣向を変えてクリーチャーチックなモンスターをデザインしてみました。

 この所の例によってグリザイユで作図したのですが、やはり造型はずば抜けて楽ですね。その分勢い先行になり構造が破綻している箇所など出てくる感じですけれども…。

 

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■ラフ

 中長期で描く物をまた構想してみました。ゆっくり詰めて行きたい。

 

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■メカ絵模写

 

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■重機模写

 今回はかなりざっくりめの模写になってしまいました。

 

 全体的に言える事ですが、概ね年内にやり残したことも無くなり、絵のほうも軌道に乗りつつあり、やや中弛みの傾向が見えますね…。生活態度もややいい加減なものに成りがちになっており、なにかと良くないなと言う所。気を引き締めて行きたい所ですが、何か起爆剤が要るかな…。

 

 最近、こちらでお世話になっている方に「自分に満足せずに前進し続けてください」と言うお言葉を頂いた事もあって、少し考えております。

 実際、満足しきってしまえば恐らく成長は止まるわけで、それは私にとって避けたい事態ではあります。ただ、その反面生み出していくイラストを全く愛してあげられないと言うか、どれも向上する過程で生まれた廃棄物のようなものに感じてしまって、それ自体に自分で全く価値を見出せないんですよね。観て貰いたい、褒められたいという欲求はあるのですが、そのための道具として自分の絵を考えてしまう感じ。

 

 創作の目的など人それぞれで構わないと思っていますけれど、最近は絵や今までの努力を否定されることに殊更に神経質になっていたりして、もう少し余裕を持った方が良いのかなと思い始めています。

 満足しきるとはまた違う部分で、自分の絵を肯定する、認める。そう言う自信の付け方をしたほうが良いんじゃないかと。余裕がある事で一枚への向き合い方もまた変わるでしょうし…。

 そんな事をつらつら考えておりました。結論はまだ出ないですが、考える事は辞めないようにしたいですね。

 

 ではまた次回。