イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「約束の指輪」

f:id:yamadauta:20161114111806j:plain

■約束の指輪

 

 こんにちは。またしばらくお休みを頂いておりました。今回の一枚目は新作。先日行ったチャット会の中で、ぽっと出ました「約束の指輪」というお題を元に描いたものです。

 自分の中で割かし挑戦して来なかった「アクセサリーに絡めたストーリー」というテーマであるだけに苦戦致しました。最終的に、指輪と人物の表情が良く見える形で無難に纏めましたが、ストーリーが想像し辛い分かりにくいものになってしまったように思います。塗りも粗いですね。

 

f:id:yamadauta:20161114111728j:plain

■経過

 整えています。次回くらい完成の見通し。

 

 

 さて、ここからは休んでいた間に考えた諸々の弱音や愚痴です。読み飛ばし推奨。

 

 今回は十日間近く休養を取らせて頂いたのですが、どうもやはり疲れが込んでいる模様です。常々言われて来た事でもありますが、この数か月間の作業ペースは無茶過ぎたなと。

 加えて、昨日辺りようやくのそのそ起きてきて自分の描いてきた絵を見た所、デッサン崩れや塗りの粗が顕著に見えてしまい、とても凹みました。いつの間にか近視眼的に成っていて基礎の部分がガタガタだったのにも気づかなかったようです。

 先日から時々、付き合いのあるイラストレーター様の放送にお邪魔しているのですが、そちらで見た作業経過にも凹まされました。一つ一つのモチーフに対する向き合い方、一枚の絵に対する気持ちの入れ方がまず自分とはけた違いだった。

 

 そんな様々な状況を鑑みるに、やはり自分は絵に対する才能、適正が無かったのだろうなと考えてしまいます。

 才能や適性など、観る人や当る仕事内容によって様々ですし、私も絵の仕事に就くチャンスが全くなくなったとは言えないのでしょう。ただ、なんだかもう疲れてしまった。一時の感情で投げやりな気持ちになっているだけかもしれません。それでも、しばらくは頑張らずにふわふわ漂うように生きていたい気持ち。

 

 それほど辛くはないのですが、喪失感に支配されている感じです。自分はこの歳まで絵の事だけを考えて必死でやってきたつもり。でも、やっぱり駄目だった。周りには自分より能力の高い人が幾らでも居る。そして、自分は社会に生きる大人としての義務すら全く果たせていない。そろそろ潮時ではないか…。

 

 

 頭を働かせる余裕すらないようで、まったく先が考えられないのですが、少しずつでも見直して軌道修正して行かなければいけないでしょうね。少なくとも自分の中に、今生きるのを辞めると言う選択肢はもうない。だったら、少しでもよりよく生きる為に足掻かなければ。

 少々しんどいですが、この所の日常が幸せであった為か失望には至っていません。少し休んで、色々と持ち直したらまた頑張りたいです。

 ではまた次回。