「デスサイズ」と「タイタンの拳」
■「デスサイズ」
こんにちは。また数日お休みを頂いてからの復帰です。今回の一枚目はリメイク。
■リメイク元(2014年作)
今回のリメイク元も、人物の描写という点で特に偶然出来が良くなった一枚でした。リメイクに当り、構図的、デザイン的に悪手なものを取り除いて再構成したのですが、結果として元の一枚とはコンセプトが違う出来になったように思います。
当時とは塗り方が違うのである程度仕方ない部分ではあるのですが、リメイク元のアウトラインの曖昧な筆致が今回特に元のほうが良く見える要因になっておりますね。また、ポージングとしても曖昧さはあるものの、リメイク元のほうが躍動感と身体のバネが感じられるように思います。
今回もより「無難な」表現を選び取った結果でしょうね…どこかでこの安全策を選ぶ癖を転換しないとこの先厳しい気がしてきました。
■「タイタンの拳」
二枚目は新作。自分の中では比較的頻繁にやっている巨大な義肢というイメージです。ラフ時点で、拳の陰に体のライン、特に中心軸が隠れてしまうのは悪手かなと思っていたのですが、断行した結果やっぱり悪手だった感。巨大な拳を奥側に配置するような構成のほうが良かったですね…あと、自分は横顔がかなり苦手だなと最近解って来ました。
■人体模写練習
最近は割と漫然と執筆を続けている状態になり、それだけ生活や執筆環境が安定してきたのかなとも思うのですが、何かとよくありません。
自分の創作全体を俯瞰してみると、今は小康状態というか、依頼を終え一息ついている状態で爆発的に伸びるような時期では無いのかなとも思うのですが…十月になってしまいましたし、今年も残り三か月なのでなんとか目立った結果を出して行きたい思いがある。今週辺りからまた新しい事をお絵描きの日課に組み込んでみるのも良いかもしれません。
差し当たっての指針として、背景や小道具の描写の強化、アイディア量の強化、一枚に掛ける手数と時間の強化、辺りがとりあえず性急ですね。少し考えてみようと思います。
引き続きサークルメンバーを募集しております。要項は↑の記事からどうぞ。
とは言え、どうもしばらくは一人で自分を高めて行くべき時期なのかなとも思えてきました。グループ製作は楽しいですし実りもあるのですが、一人で考えを煮詰めて地盤を固める時期っていうのもあると思うのですよね。とりあえず今週いっぱいくらいで募集を取り下げ、今後の事を決めて行きたいと思います。
ではまた次回。