イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「閃天」と「死神少女」

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■「閃天」

 

 こんばんは。また数日休養を頂いておりました。今回の二枚も新作。一枚目はやはりなんとなくでコンセプトを練って描いたものです。バックアングルの練習でしたが、刀を握っている両手が見えづらく角度としてまずいものになってしまいました。もう少し正面に近いアングルで捉えれば良かったなと。あとは、やはり無難に成りすぎている点がなかなか厳しいですね。

 

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■「死神少女」

 久しぶりに少女体型で描いてみた物。等身が不安定ですね。目つきの悪い感じ、いわゆる「ジト目」を目指してみたのですが、この目つきで可愛い感じにするのは相当難しそう。

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■キャラデザイン落書き「灯蝶」

 

 前回の記事に、夕橙様より「技術を求めて描くのも絵が好きである事の一つだと思う」「何が好きで絵を描いているのかを考えるのが近道かもしれない」というコメントを頂きました。いつもありがとうございます。

 原点とも言える部分を考える時期に差し掛かってきたのかなと思いますが、私が絵を描き始めた動機は大部分友人の影響ですね。ずいぶん前にそういう記事も書いたのですが、中学時代の友人に物凄い絵の上手い人が居まして。その人のように「自分の好きなもの」「誇れるもの」を持っている事に憧れたのですよね。そう言う動機だから技術面を重視する描き方に成って行ったのかもしれない。

 

 自分にとって絵は「人に誇るもの」というのがやはり大前提のようです。どうだ、こんなに凄いものが描けるんだぞ、っていうのを見せつけるのが一番、褒めて貰うともっと良いものを描いてやろうと思ってどんどん描いた。そういうもの。

 途中から「デザインが奇抜で面白い」と言われ出して、それが原点になっている節もございますね。

 

 さて、休んだは休んだものの、やはり抑鬱状態に突入してしまったようで、なかなか作業に身が入りません。ひとまず依頼の締切が迫っているのでそちらは優先して作業しなければいけませんけれど、それが終わったらまた一か月くらい休むのが良いかもしれない。前回の長期休養は全く休養になっていませんでしたが…。

 こういった小康状態は偶にあるので、おそらく二、三週間休めば元に戻るでしょう。若干描き過ぎたのだと思います。

 良い機会なのでちょっと創作は縮小して、この機に先程の原点の話をじっくり考えてみようかなと思います。

 

 ではまた次回。