イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「緋刀」と「堕天使討伐任」

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■「緋刀」

 

 おはようございます。今回の一枚目も新作。がちゃがちゃとした鎧を描きたくて構想したものです。本来もっとシルエット的に面白いものにしたかったのですが、体のラインをある程度残そうとした結果両立できない状態に。ただ、下部にモンスターを描き加えたことでシルエットとしては多少面白くなりましたし、絵としてそれなりにまとまったモノになったのではないかと思います。

 反省点としては、右腿に落ちていた刀の陰を誤って消してしまった事と、画面下部が過密し過ぎて上部とのバランスが悪い所ですね。

 

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■「堕天使討伐任」

 二枚目はリメイクです。

 

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■リメイク元(2016年作)

 ほんの一、二か月前に描いたこちらをリメイクしてみました。今回の狙いは、乏しかったキャラの動きを付け直す事にありましたが、その点は概ね成功したように思います。反省点は特に堕天使に粗が多々残ってしまい、雑に見える点ですね。あと、キャラの配置がやや悪手であった気が致します。刀を持っているキャラをもう少し上にずらしてやればよかったかなと。

 

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■人体模写練習

 

 さて、昨日は夕方近くまでぼんやりとネットサーフィンしたり、漫画を読んだりしてデトックスしておりました。結果としてそこそこいい気分転換になったので良かったかなと。

 

 先日から書いております「戦い方」の件は、どうも今考えられる限りでは夕橙様と同じように、時間と手間を掛ける事で勢いや熱量を越えて行く方法が一番正攻法なのではと思えてきました。というか、将来的に色々削れていく中で取れる手段と言えばそれしかないのかなと。

 ただ、かなり前にご意見頂いた点でもあるのですが、自分の描き方は完成までの最短距離を掴み一気に描き切るものであり、ただ時間を掛ければ上手くなるというタイプの絵描きではない。ここからは「時間の掛け方」を再度学び直す必要があるのかもしれません。

 あと、戦い方として特に自分が目指したい方向性ですが、やはりスケール感は今後重要になってくるのかなと。画面の壮大さもそうですし、キャラの造型や構図などから見えてくる世界観の広がりにしてもそう。そういう練り込む事で高まるタイプの絵を描けるようになると強いのかなと。

 

 もやもやっとですが徐々に考えが固まって来たように思います。あとは実行までの手取りですね。

 ではまた次回。