「鶴竜」と「倒錯」
■「鶴竜」
こんにちは。また三日ほどお休みを頂いておりました。今回の一枚もリメイク。
■リメイク元(2015年作)
このイラストのリメイクでした。今回は主に、曖昧になってしまった龍部分の構造整理と、全体の彩度の底上げを目的としたリメイクでした。構造としてはそれなりに明確になったものの、龍らしさというか生き物らしさは薄れてしまったかもしれません。リメイク元のほうが生き物としての生々しさが感じられるように思いますね。
メカやクリーチャーの造型は年々アイディアとして出辛く成って来ており、また出てくるものも造型的にまずいものが多くなって来ています。絵柄が洗練されるに従い、明瞭に表現しなければならない、ぼかしてはいけない部分が多くなり、結果よりリアリティや説得力が求められるようになっているのかもしれません。
先日の「快楽鳥」の時も申しましたが、ぼちぼち資料を集めて形を組み立てて行く癖を付けないといけませんね。
■「倒錯」
二枚目は新作。何度か試してきているアオリ表現での習作でした。夕橙様のアドバイスに随い、背景も若干アオリを意識しようとしたのですが、そもそもの構造物の定義や知識が欠落しており失敗。元々は半壊した古代建築の一部のようにしたかったのですが…。
こちらも資料集めの足らなさが原因ですね。
■立ち絵-新世界アンナ
さて、ツイッターのほうではもう掲載を始めておりますが、新たなデザイン連作として「人造鬼」シリーズを予定しております。どこまで伸ばせるかわかりませんが、とりあえず目標は五体。最近デザインがとにかく出辛くなっているので、ある程度頭をほぐしつつ少数のコンセプチュアルな造型で攻めてみます。
ユートピア様に提出した表紙二枚はどうやらOKを頂けそうで、この所迅速になってきたチェックバック速度に感謝ですね。今日もとりあえず挿絵のラフを二枚チェックに送ったのですが、ダラダラとやらないようにしたいですし今度こそ締切に間に合わせたい所。
あとは、生活の改善ですね。とりあえず前回と今回の休みを三日で抑える事には成功しているので、しばらく調子を見つつこの「五日活動、三日休息」の流れに慣れたい。慣れた段階で休息を少しずつ短くして行こうと思います。
ではまた次回。