神の道化習作と、妥協しない事
こんばんは。やはり疲れていたらしく、二日ほどお休みを頂いておりました。
休んでいる間ににわかでバクマン。を読み始めたのですが、いやー面白いッスね。大場&小畑コンビの前作デスノートに比べ、展開としてもキャラとしてもスポ根漫画をそのまま自叙伝に落とし込んだような王道系の漫画という印象ですが、それだけに作者の漫画に対する思いが切々と感じられてこちらまで熱くなります。
さて、今回は最近描いた自創作キャラ、神の道化を漠然と載せてみます。
■立ち絵1
今回は五枚、全て立ち絵です。
■立ち絵2
ジェントルマン風ファッション的なアレ。
■立ち絵3
ここから個人的な実験作になります。以前ちらっとこちらで書いたように、影を黒ではなく紫で置いてみた習作。
■立ち絵4
紫で置いてみた習作その二。以前も反省として述べたことではありますが、色相的な豊かさが出る反面コントラストの出辛い描き方ですね。
■立ち絵5
いつも通りの黒影に戻って、今度は人体練習として描いてみたもの。球体間接では正確なデッサンの練習にはならないという事に塗り始めてから気付きました。貴様は迂闊過ぎる。
■人体模写十四日目
■デッサン十一日目
休みの前にやった基礎練ですが、割かし疲れが出ていたので適当に流してしまいました。今日からまたしっかりやって行きたい所。
さて、今回はまたこちらでお世話になっている伊崎様のブログを取り上げさせて頂きます。
ご本人は普段からぎゅんぎゅん向上心を持って絵を描き続けておられ、その上でこのような反省をされていたので私自身も思う所がございました。
大体にして、普段から絵を描いているとつい魔がさすというか、「ここはこれくらいで良いだろう」という思考で適当に流す部分を作ってしまいがちです。でも、伊崎様がブログで取り上げられているように、そういう適当に流した部分はかなりの確率で目立ってしまうのですよね。
細部まで気の抜けていない表現、という物は、実際言葉にしてみるよりも数段難易度の高いものだと思います。実際上手く成ればなるほど自分の絵に対する粗は見えやすくなって行きますし、それは他人から見ても同様なんだろうな、と。比較して上手く描けている部分が多く成ればなるほど、まあ当然のように手抜きした部分は悪目立ちします。
そこで妥協するのがアマチュアであり、妥協した分責められるのがプロなんだろうな、と。
自分もプロとしての看板を掲げている以上、下手な仕事は出来ないなと身を引き締められました。今後も励んで行こうと思います。
では、また次回。