イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

黄龍と少女一

 こんにちは。この所連続でブログを書きまして、お騒がせしております。相変わらず一つの記事の内容が大変長く、すべて読んでくださっているような皆様には本当に頭が上がりません。ありがとうございます。

 今日から、予告に随い一枚絵を少しずつ描いて行こうと思っておりまして、今回はその一回目。まずはラフから。

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 仮に「黄龍と少女」と名付けました。そういえば、私は自分のイラストにタイトルを付けることが実はほとんどございません。キャライラストであっても、できればキャラの名前や設定など省きたいタイプの人間でございます。

 単純に自分が面倒臭がりだからそうなのですが、作品を作って公開する、という観点から見た時、これ、結構よろしくない。

 

 作品と言うものは、それを公開する環境までを含めて「一つ」の構成物だと思っております。例えば絵画であっても、大作にはそれにふさわしい額縁というものがあり、またサインなども必ず入れて作品に付加価値を付けます。

 

 こと現代のインターネット社会においては、作品を公開する場所、公開方法、キャプションやタイトルに至るまで、すべてひっくるめて作品と言えるものだと思うのですね。

 絵は絵だけで完成されているべきという考え方ももちろんあり、私自身はむしろそちらの考え方を支持しているのですが、珈琲がアップルジュースのパッケージで売られていたらそもそも詐欺であるように、絵だけがぽんっとそこに存在しているわけではない以上、付加価値を付けないほうが損と言うものです。

 中でも特にタイトルは、その作品の顔ともいうべきものです。まずタイトルを観てから作品に目を向ける、という受け手も多いですしね。

 

 そんなわけで、私もちょっと反省しつつ今回の一枚絵を勧めて行こうと思います。

 更新が頻繁になりそうな分、ちょっと一回の記事の文章量を加減したいですね。ではまた次回。