イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

創作世界事始め

 こんばんは。今夜はうっかり完徹で作業しております。夜が明けたら、新年一度目のリハビリに行ってこようかと。体を壊してからずっとあるクリニックのお世話になっているのですが、リハビリと言っても気楽なもので、和気藹々としていていつも元気を頂いております。今年もそのクリニックから年賀状を頂いたり致しまして、まあそれが今年唯一貰った年賀状だったわけですが、何かと支えて頂いています。

 今回は、ちょっと趣向を変えて今構想している創作の世界観のお話を。

 

――時は近未来。生きた細胞から造り出された精密機器「生体デバイス」技術の進歩により、人はついに人造の神を作り出すに至ろうとしています。その計画の最中、持ち上がった「十格構想」。それは、人造の十人の使徒「十格(クロイツ)」がそれぞれ世界の十か所に楔を打ち込み、そこを起点に物理結界を召喚して世界を理想郷(ラピスラズリ)に換装する、という構想。そして理想郷に神を卸して永遠に統治頂くシナリオでした。

 しかし、技術の未発達から計画は失敗を繰り返し、科学者たちは計画を超長期のものに見直します。

 即ち、クロイツの種を人に宿し、人工的な継承、進化によって技術の底上げを行うこと。これにより、十格の因子は血となり人の世に受け継がれていくことになったのです。

 

 というのが大体のストーリーでございます。かなり壮大なイメージボードにしてしまいましたが、基本的にヒューマンドラマ的な感じでいつか漫画に纏めたいなという所。

 今の所一話の構想が出来ておりまして、ただデジタルで漫画を描くという行為が大変に困難を極めるために作業が滞っております。

 大体のネームは出来ているので、その一部を載せてみます。冒頭のシーンですね。

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 さて、いつ完成致しますやら。

 簡単にキャラ紹介だけさせて頂きます。

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□葉月・レオンフォード

 十格が一、白格を継承した少年です。この漫画では主人公ポジション。右腕と頭部以外のパーツを生体デバイスを転用した半生体義肢に換装しており、特に左腕にはクロイツの種の因子が強く芽生えて戦闘時怪力と音速を誇ります。

 クロイツの種が芽生えた生物には真名(シグナル)が点灯します。葉月の真名は「Angel(アンジュ)」。

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 戦闘時以外はこのように左腕は小さく縮みます。

 

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安城陌間(あんじょうはくま)

 海外の事故で両親を亡くした葉月を引き取って育てている牧師です。日本に小さな教会を構えており、先の事故で自らも左腕を失くしています。

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 自らに子どもがいないことから葉月をとても可愛がっています。

 

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□ヘンリー・郷田&アンナ・ベルガイト

 葉月の通う外国人学校の同級生です。無口で根暗な葉月に何かとちょっかいを出してくる二人組。ヘンリーは外国人議員の息子であり、ジャイア〇とスネ〇を足したような性格。アンナは忍者に憧れて日本に来た留学生です。ここいきなりギャグですね。

 アンナが胸に抱いているのは、葉月のもう一匹の家族である猫のアテナ。

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 アテナもまた白格の因子を受け継ぐ継承者であり、葉月の覚醒に呼応して自らも覚醒し巨大化します。

 

 …こんな感じでございます。まだまだ考えているキャラクターは大勢いるのですが、それはまたいつか。お付き合い頂きありがとうございました。