イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

ブログ移転します

こんにちは。 というわけで、前回も描きましたがこちらのはてなブログは、今までの記録を残すためとこちらが特に興味を持ってみていたブログを引き続き拝読するためだけに残しておくことにして、今後更新はしません。 note.com 上が移転先になります。(とは…

ギアヴァリアント まとめ

こんにちは。どうしても記事作成のモチベが上がらず、結果かなりの数未掲載イラストが溜まってしまいました。そろそろなんとかしないとなと思い始めたので、とりあえず何回かに分けて在庫をおろしてしまおうと思います。 ■1 ■2 ■3 ■4 ■5 ■6 ■7 ■8 ■…

「メガ・スワン」と「チェシャ・キャット」

■メガ・スワン ――両親がダンサーだったから私も当たり前にそうなるのだと思っていた。二年前の冬、交通事故で右足を失うまでは。きっとあの時私は一度死んだんだと思う、それからはギアーズを施術され、血を吐くようなリハビリに耐えた。やがて再び舞台に立…

「ポッドリーディングス」と「エムウ」

■ポッドリーディングス ――「はーい、おはにゅー! 本日の放送では、医療業界で目覚ましい売り上げを誇り、株価なんかも爆上がりの我らがギア社、CEOさんを直撃するよ!」「君…」「何を隠そう私の右足もギア社製精密義肢、ギアーズです! この製品の凄いとこ…

「灰原」

■灰原 ――私の生まれ育った町は年がら年中灰色だ。生まれながらに左半身の発達が弱く、中学卒業を機に体の左側をギアーズに換装した私を励ましてくれたのは、お世話になった医療技師だった。「きっと今、君にしか為せない事がある」それ以来有志で町の清掃に…

「アンジュラス・イエローコード」

■アンジュラス・イエローコード ――「これが私かあ」ギア社のプロモーションビデオを見てひとりごちる。照れと疎外感が半々といった気持ちだ。ビデオには、ギア社が超次世代機として発表した「エグリゴリ」――天使型ギアーズシリーズを身にまとった私がふわふ…

「メッセンジャー!!!」と「ブレイドシフト」

■メッセンジャー!!! ――数えて三年前の春、ギアーズの暴走に巻き込まれて左足を失った私に、わざわざ菓子折りをもって詫びに来たギア社のCEOを名乗る男性はしかし朗らかに告げた。「うちの下働きのポストに空きがあります。あなたのように意欲のある方は大…

「戦場のジョーカー」

■戦場のジョーカー ――今日も敵に得物である大剣を突き立て、笑みを漏らす。ギア社の募集に乗っかって私設兵団に入隊し、戦場を駆けるようになってから、快楽以外の感情が薄れていくのを日々感じていた。ああ、楽しい。他者を蹂躙するという事がこれ程の悦楽…

「ロスタイム・ブレイク」

■ロスタイム・ブレイク ――私の人生はロスタイムだ。登山中に遭難し、一夜を吹雪に囲まれて過ごして助け出された私は、凍傷で右腕と左足を失った。失意の中過ごした数か月。その後、ギアーズを移植されて手にした自由は今までのどんな幸福よりも輝いて見えた…

「イーヴィス」と「カタナシツラエ」

■イーヴィス ――「イーヴィス」…「イヴ」と「デバイス」を組み合わせて作られたその造語は、シリーズ「ギアーズ」の試作段階に作られた始祖義肢を意味する。その名を冠する計十作の義肢は、ある日初代デザイナーと共に行方知れずとなった。試作でありながら極…

「アンリアル・ライク・リアル」

■アンリアル・ライク・リアル こんにちは。数日空きました。今日の一枚はある程度景観を主体に構成したもの。今回も筆数は極端に減らし、要所にだけ手を入れる形で詰めています。結果見所の分かり易い明瞭な出来になったかなと。 近景のディテールをもう少し…

「ディアボロッサ」

■ディアボロッサ こんにちは。今日の一枚は、若干気持ちを立て直してきたタイミングで描いたモノ。引き続き筆数を減らす事を主眼に描いているため、全体的に抜けた絵になってはいるんですが、それが画面に柔らかさをもたらしており、また今回の異形系のキャ…

「鉄庭」

■鉄庭 こんにちは。今日の一枚も前回に引き続きモチベーションの低い状態で描いたモノです。余りにもやる気が出なかったので、久しぶりにツイキャスで作業配信しながら描いていたのですがそこにフォロワーさんが遊びに来てくださったりして、話しているうち…

「イクリプス」と「ターミナル」

■イクリプス こんにちは。今回の一枚目は、先日あまり歓迎できないコメントを頂いた際に落ち込んだ気持ちのまま描いたモノ。その方にコメントで言われたように、自分は絵に関して何から何まで出来ていないんじゃないかと自信が揺らいでしまい、結果それが絵…

「プッシー・キャット」と「ディノ・アクセラ」

■プッシー・キャット こんにちは。今日の一枚目は、一旦力を抜こうと思い手なりに構想した物。一応猫と言うモチーフは決めていましたがあまり構想を醸造させずに描きました。久々に落ち影や陰影の回り込みの意識がかなり曖昧になり、大分平面的な出来になり…

「白兎」と「華人、鬼芥子」

■白兎 こんにちは。今日の一枚目も引き続き動物モチーフ。今回はウサギを題材に練り込みました。今回はシルエット上でかなり大掛かりな事(巨大な脚や球状の尾など)をしていますが、概ね綺麗にまとまっているのではないかと思います。以前指摘されてから立…

「孤狼」

■孤狼 こんにちは。今日の一枚も動物モチーフで描いたモノ。今回のコンセプトは「狼」でした。 これも割とモチベーションがギリギリの中描いたモノで、はっきりと詰めの甘さが出ていますね。割とざっくりとした塗りであっても完成度が担保されるようにはなっ…

「イナリ」と「鉄鼠」

■イナリ こんにちは。今日の一枚目はひどくモチベの低かった時に描いたモノです。今回も動物モチーフとして、「狐」をモチーフに練り込みましたが、キャラデザ、塗り込み、全体の処理に至るまでかなり甘さが出ましたね。この所また「自分が描く意味などある…

「アマガエル」と「モスキート」

■アマガエル こんにちは。今日の一枚目も動物モチーフで起こしたもの。今回は「カエル」を題材としました。今回も構想にある程度時間を掛け、「カエル」→「雨」→「レインコート」と「長靴」くらいまで連想してキャラデザインを決めたため、一目分かり易くキ…

「コーヒーにはたっぷりとミルクを。」と「エンデノート」

■コーヒーにはたっぷりとミルクを。 こんにちは。今日の一枚目は、この所の動物モチーフで立てるキャラ主体のコンセプトから少し離れて、シチュエーションから組み立てたものです。喫茶店でのほっとするひと時を描こう、くらいの意図で構成しましたが、今回…

「オーガ・ロザリア」と「レックス」

■オーガ・ロザリア こんにちは。今日の一枚はある程度構図で見せる形を意図して制作したもの。別段新しい事はしていませんが、若干構成要素のシルエットに気を付けながら画面を組み、一目気持ちいい仕上がりになるように意識しました。それなりの出来とはな…

「レオン」と「黒山羊」

■レオン こんにちは。三日ほど空きました。今日の一枚目は引き続き動物モチーフで描いたモノ。今回の題材は「ライオン」でした。 自分にしてはさほどひねった解釈もせず、順当に取れる札だけ取って仕上げた形ですが、評判は比較的良かったですね。こういった…

「ハニービー」

■ハニービー こんにちは。今日の一枚は、最近読んでいる「ヴィジランテ」という漫画の「BEE☆ポップ」というキャラクターに触発されて、蜂モチーフで描いたモノ。それなりの出来とはなっている気がします。 ただ、特に蜂メカ部分の落ち影の意識が弱く、それが…

「吟遊詩人」

■吟遊詩人 こんにちは。今日の一枚も引き続き動物モチーフで描いたモノ。今回は「ケンタウロス」とし、それだけだとキャラクター性が弱く感じられたのでタイトル通りの「吟遊詩人」というコンセプトも付け加えました。結果、大分分かり易い良いモノが出来た…

「ユニコーン」

■ユニコーン こんにちは。今日の一枚は、引き続き動物モチーフ。今回は多少発展的なことにも手を出そうと、バックアングルでまとめつつシルエットで見せる形を意図しました。 意図した部分は綺麗にハマっている気がしますが、若干色味が気持ち悪いですね。ベ…

「オロチ」

■オロチ こんにちは。今日の一枚も動物モチーフで描いたモノ。今回の題材は「蛇」でした。 大体描けているかなと思います。今回は体力的に非常に余裕があったことも相まってか非常に大量のアイディアが出てそれらをほとんど精査せずに描きだしたので、やや詰…

「アオガラス」

■アオガラス こんにちは。今回の一枚も動物モチーフを基に構想した物。しばらくは新しい絵柄のルーティン化の為に、単純な単一モチーフを基に描く状態が続くかと思います。 ある程度のレベルで安定するようになってきたのかなと言う気はしますね。少なくとも…

「スコーピオン」

■スコーピオン こんにちは。今日の一枚は、前回の成功を受け、ある程度同じような題材で再現性を持たせようと動物モチーフで組み立てたイラストです。今回は「サソリ」にしました。 とはいえ昨日も書いたように、なぜかしら当時のようなクオリティに及ばず、…

「アラクネ」

■アラクネ こんにちは。今日の一枚は、引き続き構想にある程度時間を割いてから描きだしたもの。「蜘蛛」モチーフにすることと大体のアングルを決めてから出力しました。これについては奇跡的にいろんな要素が綺麗にハマった一枚となり、かなりイイ出来にな…

「メンテナンス」

■メンテナンス こんにちは。今日の一枚も、構想にある程度時間を掛け「自身の手足をメンテナンスする義肢装具士」くらいのコンセプトから描き起こしたモノ。自分にしてはある程度新しいものが出せていますし、シチュエーションから組み上げただけに状況の分…