「深度零」キャラ1~3
こんにちは。今回から新シリーズ、深度零を始めて行きます。今までのシリーズに比べれば短いスパンでのシリーズとなりましたが、お楽しみいただけると幸いです。
――多重次元説の提唱から数百年、ついに人類は現実と重なる超次元”深度零”の存在に至った。その次元からもたらされたものは、無尽蔵のエネルギーと、そのエネルギーに触れた者”接続者”特有の疾患”羅患”、そして広大なもう一つの次元、深度零~深度参までの階層と、そこに残る文明の遺物であった。
キャラ回とコンセプト回を交互にご紹介していきます。今回はキャラ回です。
・キャラ1 灼獅。右足に羅患を発症した接続者。羅患から流入する深度零のエネルギーを基に動く、バスタードアームを使い、羅患重症者を狩る仕事をしている。バスタードアームを右足に纏わせる事で、一時的に法外な深度零のエネルギーを借り受ける事が出来る。
・キャラ2 法王庁主席、法王。深度零と、そこからもたらされる羅患を制御する組織として正式に国連の命を受け再発足したのが法王庁である。その主たる彼女は、民間から選ばれた下賤な血筋の娘だが、羅患に対する抗体を持っており、世界で唯一リスク無く深度零のエネルギーを扱う事が出来る。
・キャラ3 覆面烏 顔面と右腕に羅患が発症した接続者。右腕の羅患部を切り開き、銃を埋め込んで無理やり融合させてある。狙撃では類を見ない才能を発揮し、目下どの勢力にも属さない下請けの何でも屋として生計を立てている。
今回の世界観では、自分が過去出したくて出し切れなかった世界の醜さや醜悪さを前面に出す設定・コンセプトをメインにしております。癖が強いシリーズとなりますが、お楽しみ頂けると幸いです。
ではまた次回。
キャラデザ13~15と落書き13~14
こんにちは。今回はキャラデザと落書きの端数と言う事で、纏めて載せてしまいます。
■13、黒刃
■14、嚇尺腕
■15、舞姫
次は落書きです。
■13、夜叉姫
■14、灼熱脚
次回からは、新年から少しの間構想していた「深度零」シリーズを、考えた設定と一緒に順次載せて行こうかなと思います。
ではまた次回。
「逢魔戦記」他三点と長期制作3
こんにちは。今回は一枚絵回です。
■逢魔戦記
前回から引き続き、縦長の画面で構成しています。縦幅が長く成った事で、「高さ」というファクターを扱い易くなり、また横幅が短くなったことでより密集した構成が取りやすくなりました。どちらが良いかは勿論題材に依るのですが、背景よりもキャラを見せる構図の場合、縦長のほうが何かと利便がいいですね。
■深夜の配達員
今まで載せて来たものは全て昨年に描いたものの未掲載分であり、この絵が年末の描き納めに当ります。全体としてみると疎密の加減が適切で見られる絵ですが、部分を拡大したときに背景の描き込みが足りないのがどうしても目立ちますね。
■マーメイド・アトム
というわけで、ここから新年に描いたものです。これもランダムな筆致からデザインした一枚。水の描き方がまだよく分かっていません。グラフィティ的な抽象化した描き方で纏めましたが、本来ならもっと資料を集めるべきですね。
■法王旗下、陰獣
次のシリーズの事実上の前哨となったイラストです。ぱっと見やはり背景の情報量が足りず、キャラの描き込みと比べてアンバランスに見える印象ですね。足りていないのは単純な石壁の質感なので、やはりフィルタやテクスチャなどで処理してしまうのが手早いのかもしれません。
■長期制作3
ここで完成と致しました。ただ、今回は描き込むべき箇所が途中で見つからなくなり完成とした、という経緯があり、今見るともっとディテールを盛るべきだった箇所が散見されます。また、何よりもこの一枚も背景の情報量が足りませんね。
昨年試行しかけて止まっていた部分ですが、フォトバッシュを試してみるのが一つの解決策になるかもしれませんね。
さて、今朝は早起きし過ぎまして、漫画を読んで時間をつぶしていたのですが、「暗殺教室」のクライマックス部分をもう何度目かの号泣と共に読み返し、すっかり毒気を抜かれてしまいました。現在泣き疲れて若干ぼんやりしています。
この漫画に関しては以前も一度語りましたが、まだまだ語り尽くせない部分が多いですね。作中のキャラクターである殺せんせーの人生哲学から学ばされる部分がとにかく多い。
まあそんなわけで、今日は調子が上がってくるまでもう少し浸って居ようと思います。
ではまた次回。