イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

企画コンセプト115と「烏と蜘蛛」他二点

 こんにちは。一日遅れの定期更新、企画コンセプト回です。

 

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・HartsMaterial キャラ草案116 学修院長。特区内には教育局認可の学習施設が幾つかあり、そのすべてをいずれかの企業が運営している。その一つが学修院であり、理事を務めるのが院長である。彼女も皇帝の思考にどっぷり浸かった人間で、教育内容は皇帝支持に偏ったものになっている。

 

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・HartsMaterial キャラ草案117 浪々。元自警軍候補生だったが、主に座学に付いて行けず落第を続け、現在は兵学舎を辞めて日雇いの労働で日銭を稼いで生活している。頭は悪く無いものの、軍隊特有の上官に絶対服従の精神が身に付かなかったようである。身体能力も高い為意外と働き口は多い。

 

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・HartsMaterial キャラ草案118 蟻咢。顎に甲虫の咢のような異形が発現した傾向者。元々特区で官僚を目指していたが、下級民で在ったため毎日働かねばならず、疲労が重なり傾向者となった。現在は特区を出てフリーダムハーツに身を寄せている。咢からは溶液が拈出され、堅い合金も溶かしてしまう。

 

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・HartsMaterial キャラ草案119 居合。剣聖の門下に当り、現在は自警軍壱の団に所属するエリート兵。抜刀術の初撃の威力に全振りした身体改造を施しており、その威力は改造兵数名程度なら纏めて一薙ぎにする。本人は意外と優柔不断な性格で、その為に能力の割に壱の団でもなかなか出世できない。

 

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・HartsMaterial キャラ草案120 紅蠍。フリーの傭兵であり、暗器の達人。体内に十を超える武器を隠し持ち、主に不意打ちや暗殺などを得意としている。自分の頭で考え行動するタイプであるため、特区にも軍にも居付く事はないが、総大将や総大将補佐などからは頼りにされている。気の強い性格。


 今回のキャラは、デザイン、設定共に大分バリエーション豊かなものとなりました。割と院長辺りはいずれ描かなければと思っていたキャラだけに、少しずつ形になっていくのは達成感がありますね。

 デザインも引き続き攻めた物に出来ている感。紅蠍のデッサンにやや不安があるのですが、それを覗けば立ち絵としても安定しているかなと。

 

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■烏と蜘蛛

 今回からしばらくは、経過製作として過去作のレタッチをやって行く事に致しました。一枚目は2018年のType:crowのレタッチ。蜘蛛男に加え、背景にも手を入れてパンク風に仕上げてみました。割としっかり仕上げ、調整にも時間を掛けたためにぱっと見の見栄えもよく、割と良い滑り出し。

 

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■竜子志士

 こちらも2018年の竜剣士を基に描いたもの。構成としてはほぼ変えず、人物の衣装の細かい部分であったり、画面両サイドの文様で在ったりなどを足して、最後に調整した形になります。こちらは、主役はしっかり詰めたものの、拡大したとき竜がやや等閑かなと言う出来。

 

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■鬼神降臨

 こちらも2018年の物のレタッチ。この一枚も、カンバスを横に広げて画面の構成を直しただけで、目立った加筆箇所はありません。まあ何にしても、2018年当時はかなり攻めたイラストを描いていたなとここまでで思いましたね。

 

 さて、元号が変わって令和に成りました。まあ大事件ではあるものの、日々何が変わるわけでもないので粛々とやって行きたい所。

 

 尚、一昨日当り、ツイッターで非常に良い絵を描く方を見つけ、一人はしゃいだりなどしていたわけですが、余計に現状のままでは良くないなと言う思いが強くなって来ました。まあこう言う事は定期的にあるわけですけれども。

 そんな訳でツイッターでは既に体制を変えて新しい事を始めているのですけれど、やはりというか熱量の足りなさを随所に感じるようになって来ました。過去作のレタッチをするようになって尚更感じる部分ですね。

 とにかく焦らず、一つ一つ積んで行く事を自分に言い聞かせて行かないとなと思います。そんな感じでまた次回。

「獣遣い」その他六点と「遺跡の守護獣」

 こんにちは。定期更新、一枚絵回です。

 

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■獣遣い

 

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■バスタード・ガール2

 

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■オブジェクト・シティ

 

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■サイボーグ・サムライ

 

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オルタナティブ・ウェポン

 


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オルタナティブ・ウェポン2

 

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■竜の繰手

 

 徐々に調子を取り戻して来たらしく、というか今まで悩んでいた場所からもう一段階上に登れたらしく、短時間で少ない手数でもそこそこに仕上がっているように思います。この頃は一枚に大体二、三時間、うち仕上げと調整の行程が三十分程、と、むしろ調整に気を使うようになって来ました。仕上がりとしては大分粗もあるものの、要所やバランスがしっかり詰められているためそれなりに見える感。

 ただ、最近またアイディア不足に陥り始め、特に面白い構図案が出なくなってきています。そろそろ方法論を変えるべきかと思ったり。

 

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■遺跡の守護獣

 今回の経過製作も、かなり手数を減らして大雑把な筆致でそれっぽく見えるよう調整段階に力を入れています。

 

 ぼちぼち次の段階をと思うので、まあ日々の制作は続けるとして、過去のイラストのレタッチをやって行こうかなとぼんやり考えています。

 現状の自分では、一枚に何時間も掛けているとどうしてもダレるのと、前回の記事に夕橙様より、完成としたものを下敷きによりクオリティを上げて行けば、的なヒントを頂いたので、ならば過去描いたものに手を入れてより醸造させてやるのはどうか、と。

 恐らくそれが次のステップへの足掛かりにもなるでしょうし、一度試してみます。

 

 さて、また二日間ほど寝込んでおりました。木曜辺り、非常に体が怠く意識も蒙昧に成りがちな状態になり、そのまま次の日には起き上がれなくなったのですが、やはりというか無理をし過ぎなのかもしれません。人様はもっと厳しい環境でバリバリやっていて、それに憧れる気持ちは当然あるものの、人は人、自分は自分、でやっていかなければなと。

 加えて、後数日で新元号、令和に入ります。今までの堅実、実直を主とした考え方から、「愚直」を抜いて、逆に「狡猾」を入れてやるべきかと考えています。

 愚直にやっていれば何も考えなくても良いし、言われた事だけやっていれば管理する側が評価を付けやすい。そのような環境における「真面目」とは詰まる所、思考の停止であり人間としての退行ではないか、というような事を、知人がツイッターでツイートしていたのですね。確かに、と思いました。

 とりあえずしばらくは、なんでも100%でやる、弱音を吐かない、人に親切にする、ではなく、なんでも基本70~50%くらいでやる、弱音を吐きたい時は然るべき場所でちゃんと吐く、人には報告、連絡、相談を意識する、という所をしっかり意識してやっていきたい所。

 ではまた次回。

企画コンセプト114と「世界樹の里」他一点

 こんにちは。定期更新、企画キャラ回です。

 

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・HartsMaterial キャラ草案111 自警軍総大将補佐。元々世界庁教育局職員で在った所を、秀官が人事や事務処理の才能を見出して軍に引き入れた。野心はなく、基本脳筋の総大将を只々サポートし続ける縁の下の力持ち的人材。人の為に尽くす事に喜びを感じる、根っからのお人よしタイプである。

 

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・HartsMaterial キャラ草案112 忌み槍。特殊異形部隊所属の傾向者。同部隊の忌み刀とは姉弟関係にあり、先に特異計画の検体となった弟に続き検体となった。弟の手前なんとか正気を保っている。姉弟共に計画に非常に適した素体であったことから、傾向化と血筋にはなんらかの関係があると見られる。

 

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・HartsMaterial キャラ草案113 陽脚。元「紅蓮」所属、陽脚。脚部ギミックの肥大化に加え、胴部と腕部も機械化し、ほぼ全身機械化に至る。特に脚部には複雑な関節機構を備え、インターフェイスユニットのサポートに依り常人離れした動きが可能となった。紅蓮所属時の記憶には封印が施されている。

 

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・HartsMaterial キャラ草案114 野蝶。特区外で娼婦として暮らす新世代の貧民。同じく娼婦であった母親と、一時期娼館を経営していた父親の間に生まれ、自らの血筋を酷く蔑んでいる。しかしある時から朱兎とつるむようになり、その前向きな生き方に憧れるようになる。どう生きるべきか葛藤の最中。

 

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・HartsMaterial キャラ草案115 火鎚。元貧民だったところを、気まぐれに素材集めに出ていた機蜘蛛が物弄りの才能を見出して特区に連れ帰った。初めは読み書きにすら難儀する有様であったが、ぐんぐん知識を吸収、現在は特区に工房を構えるまでに成長した。鋳造に関して現世界一の技術を誇る。

 

 

 今回は主に、私の中でも特殊性を前面に押し出して行ったデザインのキャラが中心に成りました。キャラとして動かし易いか、作画コストはどうか、という点にはとりあえず目を瞑って、描きたい要素を思いっきり描くようにしていますが、それをしているからこそここまでキャラ数を稼げたと言えそうです。

 尚、今回は前回とは打って変わって、皇帝政権派のキャラが大勢を占めました。ただ、それぞれが複雑な事情を抱え、人ひとりと言えど一様ではない設定にする、という点には気を使っています。

 

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世界樹の里

 経過製作その一。今回は二日ほど、実作業四、五時間でした。かなり大雑把に手間を省いて全体の見栄え重視で仕上げている為、例えば木漏れ日の入り方であるとか手前の人物と山犬であるとかは酷くザツです。一度こう言った部分も緻密に計算して描いてみたいと言う思いはあるものの、まだそこまで自分の実力が達していない事も承知している。

 

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■破滅の使徒

 

 経過製作その二。こちらも、大筋で問題はない「ように見える」よう、巧く手を抜いた形になります。細かく見ていくとビル群など物凄くザツですし、そもそも資料を然程集めていませんし。

 ただ、コンセプトアートとして見れば、そんなに質も悪くはないのではと思っています。こちらも二日間、約三、四時間程の行程。

 

 

 さて、なんだか最近情動に脆くなって来た自分が居ます。笑っていたかと思えば不機嫌になるし、怒っていたかと思えば相手に好意を覚えるしで、安定していないのが時分でも解る。歳を経るごとに涙もろくなるというような話はよく聞きますし、更年期はまあまだ先だとしても、やはり感情が発露し易くなっているのかもしれません。それだけならばまあ問題はないので、適宜周囲の人との会話で解消しようとしていますが…。

 それ以外はこれと言って報告する事もない、やはり平和な日々。そう言えば今週末からいよいよ十連休ですが、自分はいつも通り淡々と過ごしそうな気が致します。まあでも、部屋の掃除くらいはやろうかなと思っていますが…。

 ではまた次回。