イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

落書きキャラデザ

 こんにちは。先日から、メカの練習からファンタジーのデザインの練習に切り替え、一日一枚のペースで立ち絵を描いております。次回以降そちらを順次公開して行ければと思うのですが、その前身として、先月くらいまで自分がちょこちょこ描き溜めていたファンタジーのキャラデザインシリーズがあるので、今回纏めて載せてみます。初めの半数くらいは再掲になります。

 

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 計二十一体でした。ここまでご覧頂きありがとうございます。

 立ち絵の練習を始めた動機は自分のデザインセンスをもう一度磨き直す為でしたが、その点も含め、全体的に徐々に画力の向上が見られる結果になりました。ただ、やはり本来私が目指している所である、昨今のコンシューマゲームやソシャゲで使われるような華美なデザインには達していないなと思う所。

 やはり基本的に自己流に偏り過ぎてるため、デザインの仕方そのものが野暮ったい節があります。

 次回からの落書きキャラデザ新章では、その点を出来る限り解消できると良いなと。

 

 ではまた次回。

「機剣士道」とメイキングもどき

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■機剣士道

 

 こんにちは。今回の一枚も長期製作、且リメイクです。

 

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■リメイク元(2017年作

 今回は、野暮ったくなっていたデザインと構図の精査の為のリメイクでした。

 デザインとしては、全体の情報量は減りましたが、人様のデザインを参考にしたことでオリジナリティやスタイリッシュさなどは増し、一目洗練された見た目に出来たのではと思います。

 構図は少女を大きく配置する事で、メカと少女のシルエットをある程度重ね、距離感を出したほか、全体の色調を思い切って統一し、メカもより距離感が出るようにぼかした表現にしてみました。こちらは、人によって好みが分かれるところでしょうか。色彩が単調で色相的に幅があれば、もう少し一般ウケするものになったかもしれません。

 今回も経過を載せつつ解説してみます。

 

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1.ラフ

 今回もシルエットでラフを取っています。少女は画面から浮き出すよう背景とは別系統の色で成形しましたが、メカは背景と同系統の色の濃淡で成形し、背景に溶け込むようにしています。

 

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2.詳細ラフ

 大まかなデザインを決めています。ここで、ある絵描き様の絵を参考にしました。やはり自分にはまだ、人にウケるタイプのデザインの引き出しが少ないなと思う所です。

 

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3.更に詳細ラフ

 ディテールを掘り進めます。今の所、見栄えを上げる手段として「情報量を上げる」という手札しかない自分ですが、質感やライティングで見せられるようになればベターだなと思います。

 

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4.塗り込み

 メカが背景から浮き過ぎていたので、軽く背景色を重ねて埋没させました。拡大しつつ細かい所を詰めて行きます。

 

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5.仕上げ

 大体仕上がりましたが、やはり反射にもう一色環境光があると強かった気がしますね。

 

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6.完成

 メカが背景に埋没し過ぎている気がしたので、赤を軽く乗せて浮き上がらせてみました。その他の部分もいろを調整して完成です。

 

 さて、この一枚、長期製作としては久々にツイッターの評価が落ち込みました。作品として然程まずいものではないと思っているのですが、これはやはり純粋な「魅力」と言う部分での落ち度なのでしょうか。先ほど書いたように、欠点も多々あるものの、イラストとして見ていて何らかのアクションをしたくなるコンセプト、売り込み方が求められますね。

 ではまた次回。

メカデザイン四枚

 こんにちは。先日から、こちらにも書いたように一枚絵でなく立ち絵でメカのデザインの練習をしておりました。一日一枚のペースで描いていたのでさほど量はありませんが、纏めて晒してみます。

 

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 とりあえず最低限メカに見える程度の体裁は保てるようになって来ましたし、あと少しでコツが掴めそうな気もしたのですが、昨日辺りしみじみ「ああ、俺ってメカを描く才能が無い」と思ってしまい、モチベーションが一気に下がりました。

 

 そんな折、余所でお世話になっているアマチュア物書きの友人が、世の中にウケるジャンルはなんなんだろうと言うような事で悩んでいたようで。お節介ながら「好きなものを描いてそれを評価に繋げるのが一番では」的な助言をしたのですが、「ラーメン屋でオムライスを出しても頼む人はいませんよね。だから閲覧者のニーズに合わせるのは大事だと思う」と反論されました。

 まあその友人に関しては、まだ方向性を固める段階ですらない(私もですが)と思われますし、生きていくうえでの逡巡や、それに伴う挫折や失敗にも意味があると思う。

 というわけでそれ以上本人には何も言わなかったのですが、「仮に店主が売り上げを伸ばすために、客層に合わせた味や料理を作ったとして、それがそもそも不味かったら客は二度とその店を訪れないだろう」「客層が限られたとしても自信のある味で勝負したほうが強いのでは」と逆に思いましたね。

 

 そんなわけで、一旦メカの練習は区切りとして、次回以降自分のルーツであるダークファンタジーの筆力や引き出しを増やして行こうと思っております。とにかく今まで致命的だったのは、メカにせよファンタジーにせよフォーマルなデザインの引き出しが少なすぎたことだと思うので、しばらく人様のデザインを参考にしながらファンタジーの立ち絵シリーズを練って行こうかと。

 ではまた次回。